ユハク(YUHAKU)の財布のお手入れ方法

YUHAKU

kevinです。

先日、ご紹介したYUHAKUの長財布を使う前に、クリームを塗って手入れをしました。

水分や油分、埃などに対して強くなるので、クリームを塗って栄養分を補ってあげると、革は長持ちします。

ということで、早速、お手入れをしていきたいと思います。

 

まずはブラッシングからスタート

手入れをする財布は、YUHAKUの長財布です。剣先がアクセントになっています。ちなみに、革は、イタリアンショルダーです。

イタリア産の成牛の肩の部分のタンニン鞣しです。

こちらのブラシと長財布になります。

YUHAKUスパーダシリーズ長財布

ブラシは一応2種類持っています。

豚毛と馬毛です。

毛の硬さの違いがあるので、汚れを取るブラシとクリームをならすブラシに使い分けています。

豚毛の方が硬いので汚れ落とし用で、馬毛の方が柔らかめなので仕上げ用にしています。

豚毛を使って強くこすらずに、表面の埃を軽く払うような感じでフワフワっとブラッシングしていきます。

YUHAKUの味ともいえるムラ染めが施されていますので、あんまり強くこすると革にスリ傷がついてしまったり色抜けする可能性もありますので注意して行います。

 

私が使ったクリームはコレ

ラナパー レザートリートメント

ユハクは、コロンブスのブリオをオススメしていますが、今回、使ったクリームはこちらです。

このクリームはずっと愛用しているもので、天然成分の蜜蝋を主に使用しているのですが、汚れ落としや保湿、カビを生えにくくする成分が入っていて便利なのでついつい使ってしまいます。

ラナパーは経験からもう体で加減が分かっていますので、革製品の手入れのときにはこのクリームを使うことが多いです。

コロニルの1909も好きなのですが、浸透力が非常に高いので万全を期してベースにこれを選びました。

もう一つ、ユハクが推奨しているレザープロテクションクリームも持っているのですが、今回は、初めてのお手入れということで、こちらは使用しませんでした。

2回目以降に使って行きたいと思っています。

レザープロテクションクリーム

ちょっとピントずれちゃって見にくいですが、イタリア・ユニタス社の「レザーマスター」です。家具のカリモクさんも推奨しているアイテムです。

油分と水分、つまり、栄養と保湿を与えてくれるクリームです。

撥水・撥油効果があり、汚れが付きにくくなるので、革が傷みにくくなります。

ただ、浸透力が高い反面、色落ちする危険性も高いので、少しずつ塗って様子を見ながら磨いていくのがポイントになります。

あと、ユハクの液体染料で染めているアイテムに使うクリームは、水分の多いものは避けた方が良いです。水分が多いものは逆にシミになってしまう可能性があるからです。

また、アルコールには弱いと公式サイトに書いてありましたので、アルコール入りのものは絶対に使わないようにしましょう。

詳しくお知りになりたい場合はYUHAKU公式サイトをご参照ください。

ユハクオススメのお手入れ方法とケア用品について分かります。

 

クリームを革に塗る工程

ユハクは液体染料で染め上げているので、クリームは少量にすることが重要だと思います。

クリームを塗ったときに、革がどんな反応をするのか見ながら、少しずつ加えていくと良いと思います。

たくさん塗ってあげたほうが革に良いような気がしますが、革に浸透させることが大事なので、量は関係ないと思います。また、シミや色落ち、白残りの原因にもなってしまうので、必ず少量ずつ塗っていきましょう。

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

 

まずは、表から塗っていきます。ラナパーを使いました。布はウエスと柔らかいタオル地を使いました。

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

 

色落ちしているか見てみると、色落ちしてないようです。

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

 

色落ちの心配がないので、反対側も塗っていきました。それでも、クリームは少量ずつ塗っていきましたが。

想像以上にユハクの染色は色落ちしないように、色留めされていて驚きました!

コーティングして色留めしているのではなく、革にきちんと浸透させることで、中から色落ちを防ぐようになっているようですが、染色の美しさだけでなく、堅牢さも併せ持っていることの証明なるのではないでしょうか。

改めて、手間暇かけて作られている財布なんだな~と、一人で感嘆してしまいました。

 

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

財布の内側にもクリームを塗っていきました。

ビフォーアフターの写真を撮り忘れたので、写真でお伝えできないのですが、クリームを塗ることで深みのある色合いになりました。

少し、注意が必要だと思ったのが、内部にクリームを入れた時に、布に少し色が移ってしまいました。

 

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

 

自然な色落ちレベルで、財布を見ても色落ちしたと感じるような部分がないくらいのレベルです。

内側は手染めはされていないと思います。タンニン鞣しのレザーですが、その風合いを活かしたままなのだと思います(何らかの加工はされているかも知れませんが)

あんまり、クリームをベタベタ塗ったら、ムラも出来そうだったので、内側は外に塗ったクリームがついているウエスで軽く拭きあげるだけにとどめて終わりにしました。

内側はユハクが得意とする染色は施されていないと考えるならば、染色されている表側の染色堅牢度の高さは本当に素晴らしいものだと思います。少量のクリームでは全く色落ちしなかったので。

 

最後にまたブラッシング

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

 

クリームを塗ったら、ウエスなどで、革を磨いていきます。

力を入れ過ぎないように優しく磨いていきます。

そうすると、艶が生まれます。

最後に、仕上げに、馬毛でブラッシングしてあげます。

ブラッシングすることで糸の間や川の隙間などに残った余分なクリームを取り除き、クリームを馴染ませることが出来ます。

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

もう最後なので、パパッと軽く磨いて終わりです。

 

YUHAKUスパーダシリーズ長財布のお手入れ

仕上がりはこんな感じです。

深みのある色になりました。

 

 

ユハクの財布を手入れしてみた感想

ユハクの財布は多色塗りで染色が施されていて、それが財布の特徴でもあるので、初めてクリームを入れるときはドキドキしました。

色落ちしたらどうしよう?!って常に頭に入れて本当に少しづつクリームを使って、ウエスも清潔な柔らかいもので仕上げました。

とにかくいつでも止められるように革の機嫌を見ながら、少しづつ作業して使い勝手の分かっているクリームだけで仕上げていきましたので、失敗はなかったと思います。

総じて手入れのしやすい革でしたし、新品でしたが、色もしっかりと入ってますので、全然心配はいらなかったです。

しっかり使い込んで自分の物にしていきたいと思います。

ユハクの商品の購入を考えている方は、絶対に一度はProduct Guideを読んでおくことをオススメ致します。

ユハクの製品は特殊な手染めのものが多いですし、読んでみて、「手入れが面倒だな」とか「想像と違うな」ということなどもあると思うので、絶対目を通しておいた方が良いですし、逆に、ユハクのこだわっている部分も分かるので、ユハクのことを知る上で大切なページだと思います。

他にも、お手入れ方法やケア用品についてのページもオススメです。

YUHAKU公式サイト→お手入れについて

 
・ラナパー

・レザープロテクションクリーム

・コロニル1909

・コロンブス ジャーマンブラシ5

・コロニル 馬毛ブラシ