
こんにちは!kevinです。
英国の老舗レザーブランドのタスティングが好きなのですが、とうとうタスティングのマーストンを購入したのでレビューしたいと思います。
タスティングって?

ねえ、タスティングって有名なの?
買ったバッグけっこう高かったよね?

140年もの歴史のある英国屈指のバッグブランドだよ!

えっ⁈そんなにすごいブランドなんだね!

エドワード・グリーン、ジョン・ロブ、クロケット&ジョーンズなどの
高級製靴メーカーに最上級のレザーを供給してきたタンナーなんだよ。

ますますスゴイね!じゃあ一流の革を使っているんだね。

英国王室御用達としてロイヤルワラントも有している伝統と格式を兼ね備えた一流のブランドだよ。

革の質も良いからお値段も高いのね。

分かってもらえたなら良かった。
マーストン解体新書
私が買ったモデルは、「MARSTON BRIEF」通称マーストンです。
色はキャラメルです。
もしかしたら、タンと言うかも。間違ってたらすみません。
サイズについて
横幅が約44cmあるので、少し大きいのですが堅牢な感じで上質な革という印象を受けます。
持ち手もしっかりしていますし、A4サイズの書類もたっぷり入ります。
大事な商談の時にもバッチリ使えます。
ただ今は、書類もデジタル化しているので、あまり荷物がないという方には、大きくて使いにくいかも知れません。
下の写真は試しに普段使うB5サイズのバインダーやクロノス日本版を入れてみました。
まだ奥にスペースがあります。
なので、やはり今どきのブリーフケースよりも大きく感じます。
内装について
中はシンプルです。
1室構造で、チャック付きの収納スペースとボールペン収納部分があるくらいです。
縫製について
シンプルですが、この力強いしっかりした縫い方が好きです。
カーブもキレイです。
持ち手を付けている部分もガッチリです。
コバについて
コバの処置は綺麗と言うか頑丈そうな印象の出来です。
コバの処理は日本の有名ブランドのほうがキレイだと思います。
繊細と言うよりは、糸も太目でワイルドで、革そのものの良さが伝わる作りです。
持ち手部分について
持ち手にはシワがあります。
シワが気になる方もいると思います。
私は、手にシワが馴染むのが好きなタイプです◎
ファスナー部分について
ファスナーが好きです。
スイス製のririを使っています。
YKKもイイですが、閉めるときの吸い付くような感触が好きです。
ピタッとくる感じが気持ち良いです。
ホックはイタリア製のPRYM(プリム)のものです。
メッキもはがれにくく、高品質のホックです。
底面部分について
底鋲はありません。
なので、置く場所には気を遣います。
ショルダーについて
ショルダーにもなりますが、それほど長くはないので肩に掛けるぐらいです。
身長160cmの奥さんが斜めがけにしてちょうど良い長さかな?と思います。
斜めがけに使用するには向いてないかと思います。
買ってみて後悔した部分
マーストンは重くて大きいので、使い勝手はそれほど良いとは言えないかも知れません。
私は大きな書類等を持ち歩かないので、モルティーンのほうが小さめで良かったかもです。
色としても、雨染みが怖いですから、本当に晴れてる日にしかキャメルは使えません。
天然革は基本的に雨の日はNGですが、特に気を遣います。
ちょっと難しい色だったかなと・・・。
ブラウンやブラックのほうがどんな場面でも使いやすいですね。
スーツの色や靴の色のコーディネートも色々悩んでしまいます。
ジャケパンスタイルのときに大活躍のバッグ
買って使ってみて後悔した部分も確かにあるのですが、個人的にキャメルが好きなのと革を思う存分楽しめるので総合的に買って良かったですし、愛着のある一品に今ではなっています。
ジーパンとも相性がよいですが、ジャケパンスタイルにも合います。
写真はシーパンスタイルですが、ジャケパンスタイルの時に使うことが多いです。
特に夏はキャメルの軽やかな色合いが涼しさを演出してくれるところがイイですね。
重苦しいスーツにお堅いビジネスバッグでは暑さが倍増してしまいそうです。
ユニクロのパンツでもタスティングのマーストンを持っていると、バッチリ決まってくれるので大活躍です。
・タスティングのマーストン
・タスティングのモルティーン。少し小さめサイズです。
・こちらのキンボルトンが一番有名かも。
・いま、シューレザーを使った鞄に力を入れているタスティング