ロレックスがシリアル番号による年代解析を認めない理由とは⁈ロレックスの抱える矛盾

ロレックス
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kevin(@wgkevi)です。

ロレックスのシリアルに関する情報は中古ロレックスに関わるときにとても役に立ちます。

シリアル番号の一覧表はコチラの記事を参照ください。

覚えよう!ロレックスのシリアルナンバー
kevin kevin(@wgkevi)です。 ロレックスの中古について学ぶには、シリアルナンバーが必要不可欠です。 シリアルナンバーとは個別に割り振られ...

どのブランドの腕時計にもシリアル番号は振られているのですが、ロレックスのシリアル番号ほど一般的に知られているものはないと思います。

中古業界ではロレックスのシリアルは真贋鑑定にも使われますし、ロレックスは種類も多く年代によって人気度が変わってくるので重要なのです。同じデイトナでも製造された時代ごとに価値が違うのが良い例です。

それにシリアル番号で話した方が、何のモデルでどの年代でどんな仕様か一発で分かるので便利なんです。

でもそんな便利なシリアル番号ですが、ロレックスは実はシリアル番号による年代解析は認めていないんですね。

2010年以降はランダム品番になっていますが、そもそもなぜシリアル番号による年代解析は認めていないのでしょうか・・・。

この謎に対して、私なりに長年集めた情報を元に考察しました。

ロレックスのシリアルは知っておくと役に立つ?

ロレックスのシリアルは2010年以降ランダム品番というのになり、製造年代が推測出来ないようになりました。

アルファベットを使い切ってしまったというのと、あくまで、私の推測ですが、スポーツモデル以外は供給過多で在庫品が大量にありますから、古いかどうかが品番で見分けられると敬遠されたりしますのでランダムにしたのでしょう。

一般的にロレックスの品番に関しては、Rなどのアルファベットから始まるものと思っている方が多いのですが、1988年以前までのアンティークはアラビア数字のみとなります。

ちなみに、ロレックスの公式見解としては、その記事の表の「製造年代」は、雑誌やネット・質屋さん・中古業者などで勝手に流布されているだけで、「その通りではありません」と言ってます。

確かにロレックスではない限り断定は出来ないとは思いますが、それでもシリアルはしっかりとした目安にはなります。

もしも中古品などで購入する際に、シリアルの知識がある方だと妥当性が推理できるので、偽物は掴まされにくいと思います。

ロレックスのシリアルは知っておいて損はない情報です。

例えば、エルプリメロ搭載のコスモグラフ・デイトナは、1988年中頃から発売されていますが、これがアラビア数字のみのシリアルであれば、おかしいと思うわけです。

なので、質屋さんや買取業者さんやマニアの間では、シリアル番号による製造年代の識別は必須になってくるわけです。

これから中古のロレックスの購入を考えている方や中古業界に身を置く方はロレックスのシリアルは勉強しておくときっと役に立ちます。

ロレックスがシリアル番号による年代解析は認めていない理由

なぜロレックスがシリアル番号による年代解析を認めないのかは「ターノグラフの日本限定モデルがイレギュラー」だからだと私は考えています。

ターノグラフ自体は現在では廃番になっています。そんなターノグラフは003年と2005年生産のF番かD番が多く見られます。

正直ターノグラフはあまり人気がなかったモデルです。そんな売れ残ったターノグラフを全国から集めて、白と黒の文字盤のみでイエローゴールドのコンビの3列ブレスの設定で黒白各300本の日本限定で発売し直しました。

2011年、日本限定のターノグラフは、緑のペットネーム表示に、緑色の秒針、さらに、緑色のカレンダーというロレックスのコーポレートカラーをしっかりと前面に押し出したスペシャルなモデルとして発売になったのです。

つまり限定モデル作成のために、一度品物をロレックスが引き上げて特別な仕様に改めて交換してから出し直したんです。

その為、F番やD番であっても2011年のモデルが出来上がってしまいましたので、製作年数が不一致となるのです。

当然メーカーはこうなると認めるわけにはいきませんから、認めないという事になります。(※ロレックスの公式見解ではありませんのでご注意を。)

 

まとめ

なかなか面白い話ですよね。

完璧に見えるメーカーと言えど、矛盾してしまうことがあるんですよね。

こういうエピソードを知るだけでも、ワクワクしてしまいます。

売るときに、シリアル番号の話をして分からない業者さんは時計の査定は苦手かも知れないので、複数に見積もりを出すことをオススメします。