2億円で落札されたブローバという時計の価値とは⁈

その他の輸入時計ブランド
kevin
kevin

kevin(@wgkevi)です。

ブローバという時計ブランドを知っていますか?

1971年に4度目の月面着陸に成功した「アポロ15号」のディビット・ランドルフ・スコット船長の私物である腕時計が日本円にして約2億円にて競売で落札されました。

驚きの金額です。

ですが、歴史的に見ても非常に希少価値が高く、月に行ったというロマンも考えると値段は納得できます。

2億円の値が付いたというより、値段を付けていったら2億円で止まったというところでしょうか。

こういう時計は相場がないのでもっと高くてもおかしくないんです。妥当な値段なのかも知れません。

アポロ15号のスコット船長って何者?

スコット船長と言えば、かのアームストロング船長の片腕であり、一緒に死線を切り抜けた方です。3度宇宙に行き、有人同士の機体を宇宙でドッキングを世界で初めて成功させています。

その後、アポロ15号に船長として搭乗しています。

アポロ15号と言えば、初の月面車による月調査で、今までの徒歩に比べてずっと広範囲な調査を行ったことでも有名です。

そして、スコット船長は月に足跡を残した7人目の人物です。

計画で使われたNASAの公式腕時計はオメガのスピードマスタープロフェッショナルであり、後に40周年記念モデルなども出ています。

40周年記念物はいくつかあります。この写真はアポロ11号の記念モデルです。

スコット船長の腕時計が月面で不具合が生じ、自身が持ち込んだ「ブローバ」製の3カウンタークロノグフ腕時計を月面で使用したそうです。

月に着けていく公式腕時計は、アメリカ政府の財産なのでNASAの航空博物館に歴代のスピードマスターが展示されています。

つまり2億円よりある意味高い非売品です。

官給品のため競売にかけられないそうです。

今回のブローバの時計は、月面で使用された腕時計を個人で所有していた唯一の例だそうなので、もし、月面で使用された腕時計が欲しければ、お金を出せば買える最初で最後のチャンスだったのですね!

落札した人が手放せば、またチャンスはありますが・・・。

こうして買われていったた品物ですが、買って所有したりディスプレイするお金持ちも多いのですが、こういう品をメーカーに貸し出して詳細に採寸されたりして調査し、当時に忠実なモデルとして復刻したりして、そのパテントで儲かってしまうことは腕時計に限らず良くあります。

ちなみに一例をあげると、エリッククラプトンのブラッキーというギターがそうです。

だから、一概にコレクターが買ったとも言えず商品として仕入れたと考えることもできるのです。

とはいえやはり、アポロ計画にロマンを感じる方は、世界中にいるということですよね。

どのような方が落札されたかは知りませんが、スゴイというのはわかります。

 

ブローバについて

引用元:https://intl.bulova.com/

ブローバというメーカーはアメリカを代表するメーカーで、1875年に移民としてアメリカに渡ってきたジョセフ・ブローバによって創業されます。

ニューヨークのマンハッタンに「J.BULOVA」という名で宝石店として、ジョセフ・ブローバが19歳の時に創業し、そのデザインの良さに人気を博します。

時計を作り始めたのは1912年からです。

スイスのヴィエンヌに工場を建て製造を始めます。

代表的な機種はアキュトロンという1960年発売の音叉時計です。

ブローバは、2015年で創業140年です。

(ちなみに、ブローバは、2008年にシチズンによって買収されています。)

スピードマスターは月に行った時計として有名ですが、ブローバは実は腕時計ではなく、宇宙船内の計器や時計に音叉時計が信頼され採用されています。

あまり知られていませんが、最初の月に着陸したアポロ11号によって、静かの海と呼ばれる場所に、時計を設置しているのですが、それが実はブローバ製の物です!

なので、「ブローバは月にある時計」とも言えます。

そして、アメリカにおいてその人気は絶大で、エアフォースワンの時計もブローバですし、公式に大統領から送られる海外への記念品の時計もブローバでした。