時計を2世紀進化させた伝説の天才時計師のブランド・ブレゲ

ブレゲ

こんにちわ。

kevinです。

世界最高峰の時計ブランドであるブレゲについて書きたいと思います。

今は、スウォッチグループに所属しています。

 

「時計の進化を200年早めた」と言われるブレゲ

アブラアン・ルイ・ブレゲは、沢山のアイデアを持ち、素晴らしい機構の数々を発明した発明家でもあります。

1775年にフランス・パリのシテ島にて創業します。

当時は貴族からの注文を受けて時計を製作する時代で、ナポレオン・ボナパルトやマリー・アントワネットなど名だたる貴族が彼にオーダーを出しています。

 

 

彼の功績は著しく、実に機械式時計の原理の7割が彼の物と言われています。

彼のアイデアは今や腕時計では一般的になっているものや、良く知られたものも多いです。

1780年に、ペルペチュアルという自動巻き機構を開発し、衝撃吸収装置、ブレゲひげゼンマイ、1801年には、重力の影響を均等化して精度安定を図るトゥールビヨン、スプリットセコンド・クロノグラフ、ツインバレル、マリーンクロノメーターも作成しています。

 

特に、トゥールビヨンは当時の懐中時計の精度を飛躍的に高めました。

 

彼のアイデアは、時計の内部機構だけにとどまらず、他社ではアップルハンドと呼ばれるブレゲ針、優美な表情のブレゲ数字、文字盤に施されるギョーシェ彫りも産み出しています。

それらは、装飾的要素が注目されがちですが、針を読み取りやすくする為という側面もあります。

 

 

マリー・アントワネットが注文した懐中時計

彼にまつわる話で有名なのが、マリー・アントワネットに注文された№160と呼ばれる懐中時計です。

1783年に使いの者が工房に訪れ、当時知られているすべての機能を入れ、仕上げや装飾も極めたものを作ってほしいと依頼されたもので、年月や金額はいとわないというスゴイ注文です。

革命で王妃がこの世を去り、ブレゲ自身もその完成を見ることはありませんでした。

弟子たちに受け継がれたその懐中時計は、ブレゲの死から4年後の1827年に出来上がります。

実に44年の歳月が掛けられました。

 

その懐中時計は、永久カレンダー、均時差表示、バイメタル温度計、ミニッツリピーター、ジャンピングアワー、独立作動するセンターセコンド、パワーリザーブ表示が入っており、ケースは純金、軸受にはサファイアが用いられ、文字盤は透明でロッククリスタル製で、しかも自動巻きです。

4年に一度しか動かない歯車があったり、100年に1度しか動かない歯車があるというのは、もはや複雑すぎて想像の域を出てしまいます。

2007年に、この2号機も作成されています。

ブレゲの死後も受け継がれる遺伝子によって目覚ましい発明は続き、アラーム機構を同軸上にした物、最近ではシリコン製の脱進機を2006年に発表しています。

また、ドレスウォッチのイメージが強いですが、フランス海軍航空部隊用の「タイプXX」や「マリーン」などのドレス以外のスポーティな腕時計も作っています。

 

 

ブレゲ 「クラシック」コレクション

この「クラシック」コレクションは、ブレゲ特有の要素がたくさん詰まった代表的な時計です。

薄型でシンプルでありながら、青焼きされたブレゲ針と優美なブレゲ数字は一目見て美しいと思わせてしまう圧倒的な存在感です。

炉焼きホワイトエナメル文字盤の土台は18金で、写真で見るより、実物は遥かに美しいです。

視認性に優れ、薄くて着けやすく、シーンを選ばない万能のデザインなのです。

年齢を選ばず、長く使うことが出来ます。

 

 

ブレゲ 「マリーン」コレクション

「マリーン」コレクションは、創業者アブラアン・ルイ・ブレゲが1815年にマリン・クロノメーター(揺れる船上でも、正しい時を刻むことが出来る時計)の製造者として、フランス海軍省御用達時計技師であったことを称えて誕生したモデルです。

そのブレゲが残した海軍用精密時計の技術を、現代の時計に落とし込んだモデルなのです。

スポーティありながら、ブレゲならではの意匠を凝らした作りになっています。

伝統のコインエッジ(職人の手彫り)が見事です。

240年の時を経て、王侯貴族を夢中にした世界最高峰の機械式時計の世界観を味わえる希少な時計ブランドがブレゲなのです。