創業者ココ・シャネルの魅力と腕時計について

シャネル

kevinです。

シャネルの腕時計の話をする前に、シャネルそのものの魅力について書きました。
ぜひ、読んでみて下さい。

シャネルの魅力は創業者ココ・シャネルの信念にある

シャネル(CHANEL)は、ご存知の通り、創業者はココ・シャネルです。

彼女に関する書籍や映画などはいくつもあります。

1971年に亡くなって40年以上経ちますが、ココ・シャネルは今も注目される続ける女性です。

シャネルというブランドそのものが、彼女亡き後も、著名デザイナーのカール・ラガーフェルドの力によってモードを引っ張り続けていることもありますが、彼女の生き方自体に惹かれる女性が多いのも理由の一つではないでしょうか。

 

何度も映画化・書籍化されるココ・シャネル。オススメは「獅子座の女シャネル」

生い立ちについて知るには、オドレイ・トトゥ主演の『ココ・アヴァン・シャネル』をご覧になるのが良いかと思います。

シャネルの生い立ちやボイ・カペルとの恋愛についてまで、詳しく描かれています。一般的なシャネルのイメージ通りだと思います。

個人的にオススメする書籍は、ポール・モラン著書(秦早穂子訳)「獅子座の女シャネル」です。1977年に発行されています。

ポール・モランは、フランスの小説家です。

「夜ひらく」「夜とざす」などの著書があり、日本では堀口大学が訳しています。第二次大戦中にヴィシー政府に協力したことで、戦後フランスを追放されます。

シャネルも、第二次大戦中に年下のナチス将校ハンス・ギュンター・フォンと恋愛関係にあったがため、スイスに亡命することになります。

元々、交友関係にあった二人はスイスで再会するのです。

サン・モリッツのホテルでシャネルが話したことをポール・モランが書き綴ったのものが「獅子座の女シャネル」です。

この本の中のシャネルは、とても気性が荒く偏屈で商才に溢れた女性として描かれています。

きれいごとだけでシャネルを書いていないので、読んでいてとても興味深かったです。

不遇の時代を共に過ごした友人だからこそ、書ける内容だと思います。

 

情熱的で鉄の意志を持った女性シャネル

映画と本を総合的に勘案して判断すると、シャネルは情熱的で鉄の意志を持った女性であるのは間違いないと思います。

1939年には社員が4000人もいたのですが、コレクション前の苛烈な労働環境に耐えきれなくなった労働者側がストライキを敢行します。

人一倍努力して、誰よりも仕事に情熱を燃やしてその地位を築いたシャネルには、労働環境改善を求める労働者側の気持ちは理解できず、一部の店舗を残し、ほとんどの店舗を閉鎖してしまいます。

その後、第二次大戦も勃発し、15年間沈黙を守ることになるのです。

15年もモード界から離れ、それでもパリに戻って復活するのですからスゴイです。

ナチスに加担していたのでフランスでは受け入れられず、女性の社会進出が目覚ましかったアメリカで成功します。

ャネルが常に、女性の社会進出を目指したファッションを提案してきたからです。

 

 

女性の社会進出を後押ししたシャネルの服!

日本では、「女性の社会進出もための服」というイメージではなく、バブルのときのような派手なイメージが強く、敬遠される部分もあるかも知れません。

しかし、シャネルはそれまでの女性たちの動きにくい服装から女性たちを開放し、仕事やスポーツがしやすい服を提案してきた人です。

また、シャネルはスカートの丈はひざ丈が一番女性を美しく見せると信じていましたので、それ以上短くすることを嫌がりました。

色調もモノトーンなものを好み、喪服として使われていた黒のドレスをモードなものに転換したリトルブラックドレスを発表しています。

 

オードリー・ヘップバーンが「ティファニーで朝食を」で着用していたので、知っている方も多いと思います。

黒一色なのに、エレガントでキレイなドレスです。

派手というより女性の魅力を最大限に引き出すブランドであったのです。

しかし今や、高すぎて普通は買えないのが現状です。

シャネルの有名なツイードのジャケットに憧れている方も多いと思いますが、100万円くらいします(^_^;)

それでも、ずっと憧れていてお金を貯めてツイードのジャケットを買うという熱烈なファンもいるのが、シャネルのスゴイところです。

絶大な魅力を兼ね備え、全世界の女性から羨望の眼差しで見られているのがシャネルなのです。

 

 

シャネルの腕時計の魅力はゴージャスさだけじゃない!

シャネルの時計部門が出来上がったのが1987年です。

G&Fシャトランという元々は腕時計のブレスやバックルを作っていたサプライヤーさんの協力を得て製作していました。

1993年にオーナーが高齢を理由に経営から退くと、その後シャネルが経営権を引き継ぎ、広大な敷地を擁する一大ファクトリーになります。

まずシャネルというと、バブルの頃、人気を博した「プルミエール」を思い浮かべる方もいると思います。

当時はシャネルのデザインが履き違えられ、派手と言えばシャネルというようなイメージが産まれてしまいました。

しかし、「プルミエール」そのものは、シャネル独特のデザイン性の高さを余すことなく発揮されている素晴らしい時計です。

当時は派手さのみにフォーカスされ、シャネルとしては不本意だったとは思うのですが、それでも大流行しています。

喜平のようなデザインのゴールドブレスに黒の文字盤2針のクォーツで角型というデザインで、20・30代の女性から人気を博し入荷待ちになる程でした。

この時代、女性用の腕時計の人気はシャネルとカルティエのタンクというのが鉄板でした。

 

 

アメリカズカップ向けに製作されたヨットから名付けられた、「シャネル初の男性向けのオールセラミック」の時計です。

製作時のコードネームはエクスニヒロです(これはゼロから生じるという意味でラテン語です)。

デザインはジャック・エリュという長年シャネルをデザインし続けているアートディレクターです。

前述のプルミエールのデザインも彼の物です。

彼が自分で使いたいものを作るというコンセプトのもとにデザインされています。

 

当時のキャッチコピーは「女性にも男性にも」です。

これはシャネルから男性に向けたアピールを意味しています。

2000年9月に発表されたコレクションなのですが、当時、黒しかないというカラーバリエーションには衝撃を受けたのを覚えています。

 

サイズは33mmと38mmのみでした。

シャネルが使うセラミックは「ハイテクセラミック」という素材です。

セラミックは特性として色褪せず酸化もしないですし、傷もつきにくいので日常使いでもドンドン使える時計です。

2011年から新作としてクロマティックというチタンを配合した独特のカラーも発売されて3色展開となっています。

進化し続けるシャネル

シャネルの日本法人の社長は、リシャール・コラスさんという方で、日本語で小説を書くぐらいの日本通の方です。

シャネル銀座の建設や日本でのシャネルの発展に大きく貢献されている方です。

これからのシャネルはどんどんメッセージを発信していくとおっしゃっています。

今後は、日本におけるバブル時代の派手なイメージは刷新されていくでしょう。

 

 

ブランドイメージを高めるメッセージの配信は秀逸!

シャネルは、デジタルマーケティングでも他社のラグジュアリーブランドを圧倒しています。

公式YouTubeの登録数は全世界で44万人を2015年9月時点で超えています。

ディオールの21万人を大きく引き離しています。

配信したビデオは300本以上で、映画のような高クオリティな動画を提供しています。

動画を見た人は、確実に、シャネルの世界観に引き込まれ、シャネルに対する理解を深めていくと思います。

ますますシャネルは本物のブランドとして支持され、その地位が高められていくのではないでしょうか。
ブランドというものはただ値段が高いだけではありません。

ブランドの歴史や創業者の思いをきちんと知ることで、本当のブランドの価値を知る第一歩になります。

シャネルは派手なのではなく、古い慣習や既成概念と戦って新しい時代を切り開いてきたブランドです。

だからこそ、本当に、価値あるものを求める女性にオススメの時計ブランドなのです。